図9 網式掘削機(大鳥圭介「山油編」より)       1月の続き
 当時アメリカに行き油田地帯を見学した大鳥圭介の報告書に添付されていた網式掘削機。
蒸気エンジンの動力でバンド・ホイルを回転させ、それをクランクによりサムソン・ポストで支えられているビームに上下動を与えることにより、ビームの左端(坑口の真上)に取り付けてあるロープとその先端のビットを上下させて坑底を衝撃しながら掘削する。この方式による日本における最初の成功は18年後の明治24年である。                           
『石油の開発と備蓄96・12』お雇い外国人ライマンと、むかし日本の石油開発(2) 岩佐三郎
 第2章 明治時代「前期」の石油 より抜粋
資料提供者 アジア未開地を調査している若き才女HP「天下大変」中川様より