大鳥圭介漢詩の解読者吉田實氏(95歳)
お元気になられて「ポットに植えている野菜の世話が楽しみ。」


俳句 高浜虚子
吉田實氏(百穂)

      吉田實氏
「私が昨年入院しているとき 高浜虚子の俳句を毎日詠み観ながら元気になるよう頑張った。」
先日、圭介の詩を詠んで入院していた自分を思い出しました。」

私「?どうしてこの詩で元気になれるのですか?」

「この池のせいぜい るてん蝌蚪(かと)のひも」

「圭介の詩の蟾(せん)は、ひきがえるのこと
蝌蚪
(かと)と同じ。蝌蚪は、ひきがえるがたくさん
の意味

  大鳥圭介書  七言律詩 
       岐阜県 「汎愛堂」所蔵
この詩に出てくる蟾(ひきがえる)は、中国の古典に出てくる神化の動物です。生態の変化が一様でなく、昇り龍のように天に昇らんとする。天の果てに昇らんと願っているのだろう。私も蟾(ひきがえる)のように くじけず前向きに 元気になって帰ろうと頑張りました。
中国の古典まで引き出してくるとは!さすが吉田さん。お元気になられ頭脳も益々冴え渡っていました。